超音波に反応する夜蛾

夜蛾の感覚特性
夜蛾は胸部や腹部にある感覚器官(耳)で超音波を感知し、捕食者であるコウモリのエコーロケーション音(20–100kHz)に敏感に反応します。
夜行性である大部分の蛾類の天敵であるコウモリは超音波を発し、障害物やエサとなる虫の位置をそのエコー(反射される音)から高精度に捉えています。これに対し、超音波を感知可能な鼓膜器官からなる耳を持つヤガ類は、コウモリから食べられまいと、コウモリの発する超音波から離れるよう逃げ出したり、じっとしたりします。蛾類による農業被害の大部分は、圃場に飛んできたメスが産卵し、卵からふ化した幼虫(各種ヨトウ類)が食害することによります。そのため、交尾を終えたメスの蛾の飛来を防ぐことは、農作物の被害を抑えることに直結します。そこで、コウモリの超音波をヤガ類が避ける行動を活用し、弊社では、合成した超音波を圃場の外側に向けて照射する超音波発信装置(害獣撃退装置「YNJBA21L」)を製作・販売しております。。
夜蛾類の超音波への主な行動
- 飛行パターンの変更
- ジグザグ飛行: 超音波検知時に直線飛行を止め、予測困難な動きで回避。
- 旋回飛行: コウモリの追尾をかわすため急激な方向転換を行います。
- 急降下行動(プランジング)
捕食者が近づいた場合、急降下して地面や植物に向かいます。 - 静止行動(フリーズ)
音を立てず地面や葉上で隠れることで捕食を回避します。
研究例: 超音波による夜蛾防除技術
「超音波でヤガ類の飛来を防ぐ手法の確立」(農研機構、農業技術10大ニュ202年選出)では以下の成果が報告されています。
- 嫌悪する超音波の明確化
夜蛾が嫌い、かつ慣れにくい超音波パラメータを行動試験と神経応答から解明。 - 装置の開発
全方向に超音波を発生できるスピーカーを開発し、イチゴ栽培施設やネギ畑で実証実験を実施。飛来数・産卵数が減少し、食害軽減に成功しました。 - 減農薬の可能性
殺虫剤使用回数の削減が期待されています。
超音波を活用した夜蛾防除
超音波を活用した夜蛾防除技術は、夜蛾幼虫(ヨトウ類)の防除において、農薬に依存しない持続可能な農業を実現するための有効なアプローチです。害獣撃退装置「YNJBA21L」は、環境負荷を軽減しつつ、効率的な、夜蛾幼虫管理に貢献しています。
合同会社YNE
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✉️ メールでのご相談: ynishi@ab.auone-net.jp
🌐 ホームページ: https://yne1081.com/
🌐 YNJBA21L: https://yne1081.com/?page_id=529


